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アイテム
加速度センサを用いたユーザの「ノリ」を検出するシステム
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/4913
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/49137cda7cc6-c0e8-461d-bf1e-5326be5b5488
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||
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公開日 | 2014-03-24 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 加速度センサを用いたユーザの「ノリ」を検出するシステム | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||||||
資源タイプ | thesis | |||||||||
著者 |
椨木, 正博
× 椨木, 正博
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 本研究では音楽に対する「ノリ」を検出できるシステムの開発を行った.「ノリ」とは,一定のテンポに合わせて様々なリズムで体を動かしている状態の事を指すとし,本研究ではこの「ノリ」のなかで,テンポに合わせた動きを検出する手法と,一定のテンポにおけるリズムパターンを検出する手法を提案,評価実験を行った.今後コンサートなどにおける音楽と連動したスマートフォンアプリケーション等の開発を目指している.「ノリ」を検出する手法として,スマートフォンの加速度センサからのデータを使って2 つの方法で解析した.1つはデータを高速フーリエ変換(FFT)した後,パターン分類を行う「FFTを用いたパターン検出法(手法1)」であり,もう一つは加速度センサが得たデータをそのまま用いてある一定時間内における周波数を計測する「加速度センサの実際のデータを基にした検出法(手法2)」である.手法1 においてはあらかじめ導出した周波数をテンポに変換する式を用いて8 つのパターンを生成し,加速度センサから得たデータとの相関を求める実験を行ったところ,同じテンポの音楽に対して異なる速さで動くユーザの動きのパターンを分類する事ができた.手法2 においてはスマートフォンをテンポに合わせて「手で持って腕を振った場合」と「ポケットなどに収納し,足を動かした場合」の2 つの状況において実験を行った.手で持った場合では高い精度で聴いている音楽に対応した周波数が求まったものの,足を動かした場合では装着の方法等によって求まった周波数に違いが生じた.また,一小節内のリズムのパターンに対して正しく応答しているかを検出する手法として2 つの方法を使って解析した.1 つは「周波数特性によってリズムを検出する」手法(手法A)であり,もう1 つは一小節内の各拍子において,しきい値を通過する動きを行った回数をカウントする「しきい値の通過のカウントによってリズムを検出する」手法(手法B)である.いくつかのリズムパターンにおいて実験を行ったところ,手法A ではリズムパターンにおける特徴的な変化を確認することは出来なかったものの,手法B では簡単なリズムパターンにおいては特徴的な変化を検出する事ができた.今後は手持ち・非手持ち状態の識別,パターン分類精度の向上,複雑なリズムパターンの検出のほか,装着部位による周波数の差異等を調べる必要がある. | |||||||||
学位授与機関 | ||||||||||
学位授与機関名 | 電気通信大学 | |||||||||
学位授与年度 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 2013 | |||||||||
学位授与年月日 | ||||||||||
学位授与年月日 | 2014-03-24 |