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アイテム
高性能計算を用いた仮想物理世界での論理回路の実現
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/2109
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/210941617d15-d0e6-4103-a08a-c1d3ee506dbc
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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![]() |
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||||||
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公開日 | 2013-03-25 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 高性能計算を用いた仮想物理世界での論理回路の実現 | |||||||||
言語 | ja | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||||||
資源タイプ | thesis | |||||||||
著者 |
原, 健一郎
× 原, 健一郎
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抄録 | ||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||
内容記述 | 本研究では、人工生命のAIを仮想世界の中だけで実現するために、機械式論理回路を重力・弾力等が働く仮想物理世界の中でGPGPU を利用して動作させた。 近年の計算機の進歩により、計算機の中の仮想的な環境(ここでは仮想物理世界と呼ぶ)で機械的なハードウェアを動作させるタイプの研究が行われている。仮想物理世界を作り出すためには、重力や摩擦力などの物理的な法則をシミュレーションする必要がある。人工生命を仮想物理世界で実現するメリットの一つとして、環境を介した複雑な相互作用が予想されることが考えられる。ライフゲームのように動作が厳密に定義されている環境では予想外の動作を生み出し難い。リアルな仮想物理世界であれば、同じように周りにものがあっても、微妙な差異が発生し、そこから複雑な動作が生み出される可能性がある。本研究では、このような問題を解決するため仮想物理世界の中に基本的な論理回路を実現することを目指す。人工知能などの外部からの操作に頼らずに、人工生命を仮想世界の中で動作させるには、プログラム自体が仮想世界の中で動作する必要がある。そこでまずは最も基本的なプログラムとして、論理回路を動作させた。研究の結果、仮想物理世界でAND、OR、NOTゲートを実現し、これをさらに発展させてNANDゲートを実現した。NANDゲートを利用して半加算器、リングオシレータといった単純な回路を構築し動作させることに成功した。リングオシレータは異なる 2 つのシステムで 実験を行い、入力が 1 周するまでの周期を解析した。実験から、より複雑な構造を構築するためには、論理回路の高速化、安定性の改善等のために論理回路の設計を見直す必要性が有ることを確認した。更にNANDゲートを改善するため、Microsoft Robotics Developer Studioを導入しIRセンサーによって動作するアームを実現した。将来的にこれを発展させることで、従来の機械式NANDゲートよりも高速で安定したNANDゲートを創りだせる可能性が生まれた。 | |||||||||
学位授与機関 | ||||||||||
学位授与機関名 | 電気通信大学 | |||||||||
学位授与年度 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | 2012 | |||||||||
学位授与年月日 | ||||||||||
学位授与年月日 | 2013-03-25 | |||||||||
専攻 | ||||||||||
情報通信工学専攻 |