WEKO3
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称賛・注意フィードバックによるドライバの運転行動の変容の持続性に関する研究
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/1972
https://uec.repo.nii.ac.jp/records/197202fa7dcf-36f0-4acc-a92b-c614a15953cf
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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1451033.pdf (2.9 MB)
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
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公開日 | 2016-03-25 | |||||
タイトル | ||||||
言語 | ja | |||||
タイトル | 称賛・注意フィードバックによるドライバの運転行動の変容の持続性に関する研究 | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_46ec | |||||
資源タイプ | thesis | |||||
著者 |
森林, 俊貴
× 森林, 俊貴 |
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抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | <研究背景>現在,多くの運転支援システムが開発・発表されており,システムによるドライバの運転補助の範囲がますます拡大している.一方で,運転支援システムによって生まれる余裕が,ドライバのリスキーな行動を引き起こすリスク補償行動という負の効果が報告されている.この問題の解決案として,ドライバの運転行動に応じた,称賛や注意の音声メッセージを与える事後フィードバックシステム(称賛・注意FB)が提案されている.しかし,このシステムの長期的な評価は行われていない.<研究目的>本研究では,称賛・注意FB効果の持続性,および繰り返し称賛・注意FBを与えた場合の効果を検証する.前者は称賛・注意FBを受けたことによって運転行動の改善が見られたのち,その運転行動がどれほど持続するかを検証することを意味し,後者は,繰り返しFBを与えたことによって1回のFBと比べて変化量が大きくなるか,効果の持続性に変化が見られるか検証することを意味する.<実験方法>ドライビングシミュレータ(DS)を用いた2種類の被験者実験より,1週間における称賛・注意FBの効果の持続性,および週に1回称賛・注意FBを週に1回の計4回繰り返し与えたときの効果を検証する.被験者には,DS上に設定した片側一車線の直線道路のシミュレータ走行を行ってもらう.走行中には,2種類の停止イベント(①横断歩道イベント,②黄信号イベント)が存在し,一時停止前後の運転行動から評価を行う.評価項目は5種類(停止回数,停止時の最大減速度,アクセルオフ距離,ブレーキオン距離,再加速時の最大加速度)で,これらの変動よりFB効果に関して評価する.<実験結果>1週間におけるフィードバック効果の持続性においては,アクセルオフ距離・ブレーキオン距離において,3日後まで効果が持続することが示唆された.また,最大減速度・最大加速度において,フィードバック以降の運転行動の悪化の抑制効果の持続性が示唆された.繰り返しフィードバックによる効果の検証において,フィードバックを与え続けることで,運転行動が徐々に改善されていくという事前に予想した傾向は見られなかった.しかし,最大減速度においては,複数回フィードバックを与えることでフィードバック効果の減衰が抑えられることが示唆された. | |||||
学位授与機関 | ||||||
学位授与機関名 | 電気通信大学 | |||||
学位授与年度 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 2015 | |||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 2016-03-25 |