@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00000990, author = {西村, 一彦 and Nishimura, Kazuhiko}, month = {2016-09-15}, note = {2011, 本研究の目的は, ソフトウェアシステムに対する仕様変更や, システム運用時の障害,運用条件の変更など開発から運用にわたるライフサイクル全般における様々な状況変化に対して, ソフトウェアシステムがその変化に迅速に適応するための手法を確立することである. その実現に向けて, アクションを定式化し, 目標を達成するアクション系列を効率良く求めることを目的としたAI プランニング技術を応用する.本研究では,AI プランニング技術の一つである抽象階層に基づく階層プランニング技術を拡張する. 従来のプランニング技術における課題を整理し, その解決方法として高速化に寄与する抽象階層を自動的に決定する方法を提案する. 本論文では, ロボットの行動計画問題を例に実証実験を行い, 従来の技術に比べて高速なプランニングを実現できることを示す.次に,Web サービスの合成, 大規模システムの運用管理, そしてソフトウェアの仕様獲得の3 つの領域において, 拡張した階層プランニング技術を適用する. これら3 つの領域はいずれも, 変化に対して高い適応力が求められている. それぞれの分野における課題を整理し, 課題解決に向けた支援方法を提案し, 実験を通じて評価を行う.Web サービスの合成に関する研究においては, 目標を達成する複数のWeb サービス群を効率良く発見し, サービス系列を合成する手段が求められている. そこで, 与えられた目標に対して, 多数の利用可能なサービスから適切なサービスを選択し, 迅速かつ効率よくサービス系列を合成する方法を提案する. また, 既存のWeb サービスの定義からプランニングに必要な情報を抽出する方法を示す.大規模システムの運用管理に関する研究においては, システム構成の変更や障害に対して, システム自身が適切な対処方法を決定し, 実行する自律システムの実現を目指し,Kramer が提唱する3 層アーキテクチャモデルに基づき, システム運用サービスの自動合成を支援する. システム運用に関わる各種サービスを個別に定義し, システムの状況や達成目標に対して, 適切なサービス系列を迅速に得ることができる. また, 階層プランニングによって, サービス系列を得る上で必要な情報を優先度付きで明らかにすることができるので. 無駄な情報収集活動を抑えることが可能となる.ソフトウェアの仕様獲得に関する研究においては, 作業者のスキルや経験に依存する仕様化作業において, 状況に合わせて適切なガイドやツールを提供するための支援技術の確立が求められている. 本研究では, 作業者が行う仕様化作業を定式化するソフトウェアプロセスモデルの技術と, 定式化されたプロセスモデルから状況に合わせた作業プロセスを合成する階層プランニング技術を融合した仕様化作業を支援する環境の実現を目指す. 作業者の状況に応じた作業手順を立案し, 作業者に対して必要なノウハウを提供し, ツールの操作などを制御することができる. 試作ツールを用いて, 異なるスキルを有する開発者に試用実験を行い, その有効性を検証する.}, title = {階層プランニング技術を適用した適応型ソフトウェアの構築に関する研究}, year = {}, yomi = {ニシムラ, カズヒコ} }