@phdthesis{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00000931, author = {石川, 貞裕 and Ishikawa, Sadahiro}, month = {2016-09-15}, note = {2013, 企業のビジネスプロセスを支えるエンタプライズシステムは,今日,企業活動に深く密接に結びつき,事業アイデアを具体化する主要ツールであり,また事業継続にも必要不可欠な存在となっている.日本の主要企業では,システムの導入を開始してから40年を超え,開発した年代に合わせ当時流行した様々なシステムアーキテクチャ,処理形態,プログラミング言語が採用され,旧来のものでも生産性やコストパフォーマンスの観点から継続利用が合理的なものは,今日まで引き続き利用されている. システム開発の生産性と品質向上に寄与する開発ツールは,それら様々なアーキテクチャが混在利用されている現状を是としたものが求められている.本論文は,70年代では主流であったバッチ処理やホスト集中型のオンライン処理からクライアント・サーバ,Web,今日のSOA(Service Oriented Architecture)までをカバーしたマルチアーキテクチャに対応可能なエンタプライズシステム向けの開発ツールの提案とその適用成果について述べるシステム開発型論文である. 本ツールはMDE(Model Driven Engineering)に基づいたモデルベース開発ツールである.モデルベース開発ツールは,プログラマの生産性に注目したツールではなく,ユーザと確認した仕様であるモデルを生産性と品質の向上に直接作用させる開発スタイルである. 10年以上にも渡ってフィールドで継続的に利用されてきた要因の一つは,当初よりマルチアーキテクチャへの対応を考え,実現するソフトウェア構造が明確でシンプルであり,新たに登場する技術を吸収しやすい構造であったことと考える.また,ソフトウェア開発プロセスは,モデルから一方的にソフトウェアを自動生成することにだけに執着せず,適所にとどめ,手作業コーディングとのバランスを求め,反復型開発スタイルを是として取組んできたことにあると考える. 今後はAgile型の開発スタイルも主流となり,一方では形式手法を取り入れたモデルベース開発も試行され,NoSQLデータベースを活かしたアプリケーション開発も広がると想定されるが,本ツールはこれらにも十分対応していけると考えている.}, school = {電気通信大学}, title = {エンタプライズシステム開発の生産性向上に寄与するモデルベース開発ツールの研究}, year = {}, yomi = {イシカワ, サダヒロ} }