@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00009143, author = {福田, 優真}, month = {2019-04-22}, note = {2018, 海運とは海上を利用して船によって行う輸送方法のことをいう. 近年, 大量の物資を一度に運べることから注目され, 貿易の中心を担っている. EUでは, 2016年度において価格ベースで半分程度を海運による運搬が占めている.  海運は運用形態によって,定期船と不定期船という2種類に大別することができる. 定期船とは出発港や通る港, 港を通る時間などが決められている運用形態のことを指す.主に, 貨物を積み込んでいるトラックなどを直接積み込むRO-RO船や電化製品や衣料などといった一般貨物など, 定期的に必要とされるような物資の運搬に利用されることが多い.対して, 不定期船は荷物を運びたい側の要求に応じて, 船を所有している側が船を出す(これを傭船という)という運用形態になる.この運用形態は, 鉱石や穀物など, 需要が一定しないような貨物を運搬されるのに利用されることが多い.  本研究では特に定期船に着目する.つまり, 船には航路が設定され, 船はその航路を何度も巡回することになる.先述の, 定期船は定期的に必要となる物資の運搬などに利用されるため,なるべく移動するのにかかるコストが低いほうが嬉しい.さらに, 近年は環境的な観点から, なるべく移動にコストがかからないほうがより望まれる.従って, 本研究では定期船に対し, なるべくコストのかからないような航路の割当と船拍の割当を行うような最適化問題を提案する.  さらに, 提案したモデルに対して, どれくらいの規模の問題をどれくらいの速度で解くことができるかや, モデルがどういったインスタンスに対してどのような挙動をするかなどを数値実験によって明らかにする.得られた実験結果から1期間だけ通るような航路を考えるだけでなく, 複数期間を跨ぐような航路も用意した方がよりコストの低い航路を割り当てることができることがわかった.}, title = {定期航路の設計とその航路への船舶割当問題について}, year = {}, yomi = {フクダ, ユウマ} }