@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00009128, author = {髙野, 将吾}, month = {2019-04-16}, note = {2018, 工業製品を作るために、工場での生産管理が必要になってきている。商品に対してどのくらいの需要が発生するかは、商品を作り始めた後に判明することもある。そのため、商品を作るために費用がかかるのはもちろんであるが、売れ残ったものを保管するためにかかる費用、また商品が売り切れてしまった場合に発生する損失も考える必要がある。商品を作り始めた後に判明する需要を考える問題はいくつか研究が行われており、新聞売り子問題や不確実な先行需要情報を用いた生産計画などが考えられている。  似たような考え方として、内示というものが存在する。内示とは、生産計画において生産者が顧客からの受注前に顧客から事前に伝えられる受注量の目安である。顧客が生産者に対して出す内示を元に、生産者は予め商品の補充を行う。その後内示に基づいた実際の受注が行われる。  内示によって、生産者は予めおおよその受注量を把握することができ、保管コストやペナルティコストが小さくなるというメリットがある。しかし確実な受注量ではないため、実際の受注にはならない可能性があるというデメリットがある。  本研究では、内示を用いた生産計画を考え、どういう時に内示を利用した方が良いか、また利用しない方がいいのかを数値実験を通して考察した。  期待在庫量を6に設定したとき生産コストを最も抑えられていた。納入コストやペナルティコストを変化させた場合、内示を用いた方が生産コストを抑えることができていた。供給リードタイムと需要リードタイムの差が大きいほど生産コストがかかってしまい、差が0であると、ペナルティコストが発生することはなかった。内示量と受注量が大きく離れると、内示を用いないほうが生産コストを抑えられていることがわかった。また、在庫が足りなくなるよりも、余らせたほうが生産コストを抑えられることがわかった。}, title = {内示が与える生産計画への影響について}, year = {}, yomi = {タカノ, ショウゴ} }