@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00008698, author = {中川, 涼太}, month = {2018-04-13}, note = {2017, 関数プログラミングでは,関数間で受け渡される中間的な計算結果に関するコストを削減するため,2つの関数の連続する適用を,中間的な計算結果を介さない1つの関数の適用で置き換える関数融合と呼ばれる最適化が重要である.蓄積引数を伴う再帰プログラムを関数融合により最適化するには,属性付き木変換器の合成アルゴリズムを応用する手法が有効であることが知られている.しかしこの手法は,2つの関数がいずれもパターンマッチのガード式を扱う場合には対応していない.また,従来の木変換器は,有限の領域しか扱えないため,無限の領域に関する条件を記述したガード式を扱うことができない.これらの問題点を解決するため,本論文では,最も基本的な木変換器を無限の領域に対応させた記号的木変換器と同様の拡張手法を,属性付き木変換器に対して行うことで,無限の領域を扱うことが可能な属性付き記号的木変換器を提案する.そして,属性付き記号的木変換器で表現できる計算のクラスが記号的木変換器のクラスより大きいことを示す.さらに,記号的木変換器の合成で用いる手法を属性付き木変換器の合成アルゴリズムに取り入れることで,属性付き記号的木変換器の合成アルゴリズムを構成し,その正当性を証明する.証明では,属性付き記号的木変換器を,見かけ上等価な属性付き木変換器へ符号化することで,属性付き木変換器の合成アルゴリズムの正当性に帰着する.}, title = {属性付き記号的木変換器の合成}, year = {}, yomi = {ナカガワ, リョウタ} }