@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00008695, author = {千田, 進}, month = {2018-04-13}, note = {2017, 動画配信サービスの普及,地上波のインターネット放送に伴いファイルサイズの大きなデータのやり取りが行われている。流通するインターネット通信量の8割が動画ファイルであることに着目し,この通信を削減することでオリジンサーバの負荷軽減に取組む。  先行研究の色タグ情報を用いた分散協調キャッシュ手法では,ユーザからの要求傾向が大幅に変化することを想定しておらず,IPTV サービスを調査した論文を参考にシミュレーション実験を行うと通信量削減効果が減少してしまう。株価などの推移予測を応用したコンテンツ人気推移予測手法では,単一キャッシュサーバでの通信量削減効果を調査しているが分散協調キャッシュへの拡張は検討されていない。  本研究では動画配信サービスの将来の要求傾向を予測し,事前に効果的なキャッシュ配置手法を2種類検討することで通信量削減に取り組む。  1つ目は,要求の偏りを予測し,コンテンツの要求の偏りを予測し効果的なキャッシュ配置を適用する仕組みを提案する。この手法はコンテンツ要求の偏りの時間変化がパターン化されていることに着目し,時間帯毎に効果的なキャッシュ配置を設定するものである。この手法では日本のネットワークトポロジによるシミュレーション実験を行った結果,先行研究と比較し最大58%動画通信量の低減を確認した。しかしながら,ユーザの動画視聴要求数を評価に追加すると,要求数が多い時間帯の通信量を大きく削減することはできなかった。  2つ目は,新規コンテンツの人気を放送事業者の経験則から予測し,色タグ情報を用いた分散協調キャッシュ制御を導入しているキャッシュサーバに事前にコンテンツを配布する手法を提案する。本手法は効率的に通信量を削減するため,ユーザからの要求数が深夜の約40倍にもなるゴールデンタイムの時間帯の通信を削減できる。その結果ピーク時における動画通信量を約15-30%削減した。}, title = {動画配信網におけるアクセス変動予測を用いた分散協調キャッシュ制御}, year = {}, yomi = {チダ, ススム} }