@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00008466, author = {木下, 大輔}, month = {2017-03-13}, note = {2016, プログラムの任意の性質を保証し,バグのないプログラムを開発するために,Coqなどの証明支援系と呼ばれるソフトウェアを用いる方法がある.Coqを用いて性質を保証したプログラムを開発する方法には,2通りの方法がある.1つ目はCoq上にプログラムを直接記述し,証明を行い,他言語へ変換する方法.2つ目は他言語で記述されたプログラムをCoqプログラムへ変換し,証明を行う方法である.しかし,どちらの方法であっても単方向の変換のみ行うため,前者の方法では他言語を直接変更できないため仕様が決定できず,後者の方法では証明を行いやすいようにCoq上でプログラムへ変更を加えることができない,という問題点がある.  本研究では,この問題を解決するため,OCamlプログラムとCoqプログラムの双方向の変換を可能とするシステムを提案する.これにより,OCamlプログラムの変更をCoqプログラムへ反映することで,OCaml側で仕様が決定できると同時に,証明を行いやすくするためにCoq側でプログラムに加えた変更を,OCamlプログラムへ反映することができる.さらに,変更前のCoqプログラムを利用し,差分の小さいCoqプログラムを生成することで,以前の証明を部分的に再利用できることが期待される.また,OCamlのListモジュールを本システムで変換することで,Coqで扱うことのできる構文に変換されるOCamlプログラムに対し,対応していることを示した.}, title = {部分的なプログラムの変更を考慮した証明支援}, year = {}, yomi = {キノシタ, ダイスケ} }