@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00008408, author = {溝田, 敦也}, month = {2017-02-21, 2017-02-21}, note = {2016, インターネットや仮想化機構の発展により,情報システムがクラウド上で運用され,様々なサービスがクラウドから提供されるようになった.Eコマーズや官公庁が管理する重要なシステムもクラウド上で運用されるケースが増えており,計画外のサービス停止は利用者・管理者双方に機会損失を与えるため,迅速な再稼働の仕組みが求められている.  クラウドを制御するツールが数多く開発されるようになった現在,情報システム停止時に対する復旧の仕組みとしてクラウドオーケストレーションが提供されている.複数クラウドの横断的に扱いと,情報システムを構成する仮想マシン群の一括構築機能により,甚大災害や大規模障害に対する迅速なサービス復旧に有効に寄与する一方で,情報システムで運用されるデータのバックアップと復元の仕組みは提供されていなかった.また,インタークラウドの環境において,システムとデータ両方を一括して保護する取り組みは十分でない.  そこで本研究では,クラウドオーケストレーションに備わるサービス復旧にデータの自動バックアップと復元の仕組みの導入を提案する.平常稼働時において,運用データを遠隔地に保存するバックアップ処理を定期実行することで保護し,サービス基盤のクラウド環境が停止してから,データ復元も含め別の拠点で再稼働するまでの一連の動作を自動化し,複数のクラウド環境で有効性を示した.  仮想マシン1台構成の小規模な情報システムを対象とした場合,サービス停止時のクラウド環境移行に伴う停止時間の評価結果が約10前後になることから,クラウドオーケストレーションが提供する待機系無しでのサービス復旧においても,短時間での再稼働ができることを確認した.}, title = {インタークラウドを活用した遠隔データ保存の自動化機構}, year = {}, yomi = {ミゾタ, アツヤ} }