@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00006783, author = {太田, 智也 and Ota, Tomoya}, month = {2016-09-28}, note = {2013, 本論文では,近代スポーツに対してデジタルゲームの特長を融合したスポーツの新たな形態である「デジタルスポーツ」を提案する.デジタルスポーツとは,デジタルゲームの要素を近代スポーツに取り入れるものである.すなわちヒットポイントのような仮想的なパラメータや,様々な特殊効果の概念・システムを近代スポーツに導入することで,身体能力のみならず,多様な要素が競技の展開に多大な影響を与えられるようにするものである.その期待される効果としては,まず運動経験が浅い,あるいは身体能力に自信が無いプレイヤであっても,楽しんでゲームに参加することが可能となると期待される.同時に,様々な特殊効果により,近代以降その本質において大きな変化のないスポーツに対して,新しい楽しみ方を提供しうると期待される.本研究ではデジタルスポーツ実現に向け,競技の展開に直接影響を与えるような特殊効果実現を目的とした,空中での動的な軌道変化が可能なボール“TAMA(Trajectory chAnging, Motion bAll)”を開発した.圧縮CO2ガスを空中で噴射することにより,その反力を利用して軌道変化を実現する.TAMAではガス噴射機構を変更したことにより従来デバイスからの大幅な軽量化および無線化に成功した.また,無線通信機能および加速度,姿勢計測機能を備えており,情報の入出力が可能である.本稿では,自然落下時のガスの噴射による軌道変化を計測し,TAMAのシステムの評価を行った.計測された軌道変化量は理論値を下回る結果となったが,確かに軌道が変化したことが確認でき,特殊効果としての有効性が示された.しかしながら,現状のシステムでは噴射回数に制限がある,噴射方向の制御が困難である,といった問題を抱えている.今後はより高効率なエネルギー源や噴射機構の検討,噴射口の増設や姿勢制御機構の実装を行うなど,スポーツでの実使用に向けてこれらの問題解決を目指す.}, title = {通信・入出力機能を有する空中での軌道変化が可能なボールの開発}, year = {}, yomi = {オオタ, トモヤ} }