@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00006777, author = {遠藤, 直樹 and Endo, Naoki}, month = {2016-09-28}, note = {2015, スポーツにおいて,身長や体重等の人間の身体的特徴は選手のパフォーマンスに大きく影響を及ぼす要素である.また,身体的特徴の多くは先天性が高く,後天的に理想の体型を得られる例は少ない.身体的特徴による実力差を埋めるために,ハンディキャップを設けることが考えられる.ハンディキャップを効果的に設定するには弱者が有利になりすぎないような程度の調整が必要である.また,チームスポーツの場合にチーム単位でなく,個々の選手間でハンディキャップを設けるのは極めて困難であり,従来のハンディキャップでは例を見ない.本研究は,選手が持つ身体的特徴で優劣が生じにくいスポーツのルールデザイン手法を研究することを目的とする.スポーツを設計する上で,空間上の人物追跡や姿勢推定等の情報工学的技術を試合に取り込むことで,選手それぞれの身体的特徴を考慮して,選手間で優劣が生じないようなルールデザインや,従来では困難であったハンディキャップを実現する.身体的特徴の中でも特に,従来スポーツの多くで優劣が現れる身長に着目した.スポーツの設計をするにあたって,別々の方針に基づいてルール設計した2つのスポーツを作成した.1つ目は,「同じ試合の中で,それぞれの身長を活かすことができるルール」を設計方針とする,Dual Hockey というスポーツである.もう1つは,従来スポーツの中でも身長差の影響が大きいバスケットボールに着目し,「身長によって生じる不利を低減させるルール」を設計方針として既存のルールに新たなハンディキャップの要素を付け加えた.作成したそれぞれのスポーツで,実際に数名にプレイしてもらい,得られたフィードバックから,それぞれの設計方針の評価を行った.また,二つの設計方針を比較して,身体的特徴差で優劣が生じないようなスポーツを設計する上で,設計者が考えるべき事柄について考察した.}, title = {Augmented Sports における選手間身体能力差均衡化技術の研究}, year = {}, yomi = {エンドウ, ナオキ} }