@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00004969, author = {千竃, 航平}, month = {2016-09-23}, note = {2014, 近年,各社から身につけて持ち歩くことができるコンピュータ,ウェアラブル端末が続々と発表・発売され,より私たちの生活に身近になってきた.その中でもHMDは,メガネ型のウェアラブル端末で顔の向きや体勢にかかわらず眼前に仮想画面を表示できるため,研究,商用等,様々な用途への発展が期待されている. 計算機の小型化,高性能化技術によりHMDのサイズを小さくすることが可能になった.光学シースルーHMDは,仮想映像を見ながら現実世界を遅延なく見ることが出来るため,現実世界と仮想世界の協調が可能である.  HMDの利用場面としては,エンターテイメントだけでなく,ユーザの作業支援等がある.また,ネットワークを通じた情報取得により,その場面に応じた情報の提示も可能である.光学シースルーHMDの利点として,現実と仮想画面で協調して情報を提供出来る点だ.従って光学シースルーHMDは,部品組立や料理といった煩雑な分かりにくい作業でも,作業をしながら支援を受けられるツールとしても期待出来る. 本研究では,ジェスチャUIと光学シースルーHMDによるハンズフリーマニュアルを提案する.提案システムは,仮想的な手順書を光学シースルーHMDで空間にオーバーレイで表示させ,手のジェスチャで操作するものである.提案システムを使用することで,一人で作業している最中に,光学シースルーHMDを通して,ハンズフリーで仮想的な手順書を実現する.提案システムではユーザを取り巻くようにマニュアルを浮遊させるので,工程が多い場合でも全工程を一度に見渡せる.また,手が汚れているときや手袋をしているときでも,操作が可能といった利点がある. 評価として,被験者に提案システムを使用して料理と部品組み立てをしてもらい,使用感をアンケート調査した.結果,ハンズフリーマニュアルを利用して工業製品の組立てを行うと製品の誤りが1/3 に減少した.}, title = {ジェスチャUIと光学シースルーHMDによるハンズフリーマニュアルの提案}, year = {}, yomi = {チカマ, コウヘイ} }