@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00002236, author = {中田, 克弘 and Nakada, Katsuhiro}, month = {2016-09-20}, note = {2012, MIMO 通信端末を実際の電波環境で評価するためには,測定端末の周辺にフェージング環境を形成するOTA(Over-the-Air)測定法が有効である.OTA 測定システムには様々な構成方法がある.本研究では,フェージングエミュレータ型MIMO-OTA 測定システムに注目した.簡易な構成で実現可能なアンテナブランチ制御型のフェージングエミュレータを取り上げ,マルチパス遅延環境を実現する広帯域構成の簡易型フェージングエミュレータの構成を提案するとともに,具体的な実装方法と実装例を示す.実装した簡易型フェージングエミュレータの基本的な特性を測定した結果,設計通りに動作していることが確認された.また,簡易型フェージングエミュレータのハードウェアに起因する制約と,その改善方法についても述べる.簡易型フェージングエミュレータを用いた評価をより簡便にするために,2 ステージ型MIMO-OTA 測定システムにも注目した.簡易型フェージングエミュレータを拡張して2ステージ法を取り入れた簡易型チャネルエミュレータの構成を提案するとともに,具体的な実装方法と実装例を示す.実装した簡易型チャネルエミュレータの基本的な特性を測定した結果,設計通りに動作していることが確認された.また,簡易型チャネルエミュレータを用いて地上ディジタル放送信号のダイバシチ受信性能を評価し,簡易型チャネルエミュレータが実用に耐える測定システムであることを示す.}, title = {簡易型MIMO-OTA測定システムの構築に関する研究}, year = {}, yomi = {ナカダ, カツヒロ} }