@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00002230, author = {清藤, 智哉 and Kiyofuzi, Tomoya}, month = {2016-09-20}, note = {2012, 本研究では,ジョギングの継続を促す環境を提供するために複数人での使用を想定し,離れた場所にいるユーザ同士で仮想的に競走できるシステムを提案・作成した.また,実験を通して取得したデータやアンケートから評価を行い,有用性を示した.近年,情報機器の小型化が進展しており利用シーンが多様化し,健康目的に使うことが増えてきている.また,厚生労働省が提示する健康づくりのための運動指針では,活発な身体活動を行うと,消費エネルギーが増えて身体機能が活性化し,生活習慣病の予防につながることが示されており,活動量を増やし定期的に運動を継続することを推進している.健康目的に使う例の一つにジョギングのデータ記録がある.データを記録する行為というのは,長く続けることが大切であり,簡単であることが望まれる.そこで本研究では相手ユーザの位置の通知方法を工夫することにより走る意欲を引き起こさせ,モチベーションを維持させ,また記録する行為を容易にすることでジョギングに集中できる環境の提供を目的とする.システムの実装には,サーバクライアント方式を使用した.クライアントで取得したGPSの緯度経度情報等をサーバに送信して走行履歴を蓄積する.サーバは,クライアント毎の距離差を全クライアントに送信する.クライアント端末の画面上に相手との距離差を表示することで,ユーザに対してあたかもジョギングパートナーがいるような意識を与えることができる.実験により,取得したGPSログデータから,ユーザが画面を見た後の行動の変化として,速度を上昇させる動きがあることが得られた.アンケートの回答結果から,画面を見た後に走る速度を変化させようと意識した人が多い,相手が前方を走行していることが分かると速度を上げる人が多い,本システムを利用することでモチベーションが上がる人が多いことが得られた.以上により,本システムを利用することでユーザに対してジョギングの継続を促す環境を提供することができた.}, title = {ジョギングの継続を支援するシステムの提案・実装・評価}, year = {}, yomi = {キヨフジ, トモヤ} }