@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00002229, author = {齋藤, 央 and Saito, Hisashi}, month = {2016-09-20}, note = {2012, 本研究では,ハンドジェスチャと単発音を組み合わせた“ 音付ハンドジェスチャ”を提案し,評価実験によりその有用性を評価した.近年,空中でのハンドジェスチャを利用したシステムが増えている.しかし,ユーザの動作がジェスチャとして意図されたものなのか判別しづらいといった問題がある.この問題を解決するためジェスチャ開始トリガーや終了トリガーに特別な動作を用いるものがあるが,1ステップ余計な動作が必要になるため効率的な操作とは言えない.また,即時的な操作には,直線的でシンプルなジェスチャの利用が望ましい.しかし,操作の種類数の増加に応じてジェスチャの種類数を増やすために複雑なジェスチャを導入する必要もでてくる.そこで,ジェスチャの明確化,シンプルなジェスチャ数の増加を図った音付ハンドジェスチャを提案した.音付ハンドジェスチャは,ハンドジェスチャと単発音を組み合わせた手法であり,単発音とハンドジェスチャを同時に認識した際にジェスチャとして認識させるようにすることで,ジェスチャの明確化を実現した.また,複数種の単発音の分類を行い,同様のハンドジェスチャを別のジェスチャとして認識させることで,シンプルなジェスチャ数の増加を図った.単発音の検出には周波数毎の振幅における特徴を用い,これによって複数種の単発音の分類も行った.ジェスチャ認識には深度カメラを用いた.音付ハンドジェスチャの有用性を評価するために,評価実験を行った.4 種類の単発音と8 種類のハンドジェスチャを組み合わせた14 種類の音付ハンドジェスチャに対し,認識精度を調査した.認識精度は66%と低い値となったが,単発音の種類を2 種類と少なくしたところ,92%と高い精度で認識可能であることが分かった.この場合,音付ハンドジェスチャの種類数が9 となり,大幅なジェスチャ数の増加は達成できなかったが,単発音の分類方法の改善により達成可能であると考えられる.既存手法との比較実験からは,音付ハンドジェスチャが効率的に動作可能であることが分かり,有用性が示された.また,深度カメラ1台での広角化を実現した“回転台座”を実装した.評価実験により十分な速度でユーザの検出,追跡が可能である事が分かり,ハンドジェスチャの問題点のひとつである計測可能範囲の制限を解決することができた.}, title = {単発音を利用したハンドジェスチャインタラクションの提案と評価}, year = {}, yomi = {サイトウ, ヒサシ} }