@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00002228, author = {栗原, 諒 and Kurihara, Ryo}, month = {2016-09-20}, note = {2012, 本研究では、小サイズのモバイル端末を、歩行中や電車・バスに乗車している等の移動中に使用し、その状況でブラウジングする際に、体が揺れることにより発生する「手元のぶれ」を補正し、ポインティングを正確に行えるようにするシステムを提案、実装した。また、提案手法を用いた歩行時のポインティング実験を行い、ポインティング成功率による客観的評価によって、その有用性を評価した。近年、タッチパネルを搭載し、加速度センサーなどの各種センサーを搭載した小サイズのモバイル端末-スマートフォンが普及している。しかし、スマートフォンは画面が小さく、正確にポインティングができないことがある。特に、使用している場所が電車やバス内などの、意図しない「揺れ」が発生する状況下である場合、その「揺れ」が原因でポインティングがずれることがある。そこで本研究では移動中のブラウジングに発生する「手元のぶれ」を補正し、ポインティングを正確に行えるようにする手法として、加速度を元にポインティング位置を補正するシステムを提案、実装した。まず予備実験を行い、ぶれの量と加速度の値の関係性を求めた。その結果、加速度とぶれの量の間に相関は見られなかった。分布を見ると、ぶれの量は加速度の値によらず、一定値以内に収まることが判明した。そこで補正量と補正方向を別に求め、補正量はぶれの量の平均と偏差から、補正方向は機械学習によって求めた。評価実験を行ったところ、補正前のポインティング成功率は91.2%、補正後は92.0%となり。有意差は無いがわずかに補正後の成功率が高くなる結果となった。また補助補正を加える事で全体的な成功率が上昇し、その場合でも加速度による補正は、補正前が94.3%、補正後が95.5%と、わずかに有効であった。以上から、加速度によるポインティングの補正はわずかに有効であり、より正確な補正を行うことが出来れば、補正なしのポインティングよりも有意に正確にポインティングができると考えられる。}, title = {移動中のスマートフォンを用いたウェブ閲覧における手ぶれ補正システムの提案と評価}, year = {}, yomi = {クリハラ, リョウ} }