@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00002136, author = {小木, 真人}, month = {2016-09-20}, note = {2012, ネットワークに接続できるデバイスが普及し,各々のデバイスが持つデータや機能をネットワーク上で共有するデバイス連携が増加している.しかし,既存技術によるデバイス接続は,特定のデバイスを任意に指定して接続することが難しくデバイス連携を行う上での障壁となっている.そこで本論文では,通信したいデバイスに対して直観的に接続を行う方法として,レーザを利用した接続方法UDU-Lを提案する.UDU-Lでは,自分の操作する端末のIPアドレスを,接続したいデバイスにレーザによる可視光通信で送信する.接続したいデバイス側は,レーザで受信したIPアドレスに対してコールバックし接続を行う.つまり,接続したいデバイスにレーザを照射することで,デバイスの指定ができる.また,レーザを照射した後の接続手順は全て自動的に行われため,簡単な操作でデバイスと接続できる.本論文では,レーザの送信回路と受光回路をそれぞれ製作して,スマートフォンとノートPC間の接続を行い,以下の点について以下の点について評価を行った. 1. レーザ通信で可能な通信速度 2. デバイス間の距離と通信速度がレーザ通信の精度に及ぼす影響 3. 実システムとしてのユーザ評価1の通信速度の評価から,通信速度4800[bps]のレーザ通信でデバイス間接続を行うシステムの実現を確認した.2のデバイス間の距離と通信速度による通信精度の検証から,通信速度が速いほど通信精度が向上することが確認できた.また,5[m]までの距離のデバイス接続の実用性を確認した.3の実システムによるユーザ評価から,UDU-Lのレーザを用いたデバイス接続は,直観的で使いやすいとの評価を得た.提案手法UDU-Lの応用として,既存のデバイス接続手法への適用を考察した.結果,屋内・屋外ともに,存手法よりも容易な接続の実現を確認した.また,既存手法の課題であった,通信したいデバイスを指定する煩雑さを解消し,提案手法の有用性を示した.}, title = {IP通信開始時におけるレーザ光を利用した直観的な接続方法の提案}, year = {}, yomi = {コギ, マサト} }