@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00001956, author = {江上, 周作 and Egami, Shusaku}, month = {2016-09-20}, note = {2015, 現在,国内では駐輪場施設の不足や問題意識の低さ,違法性の認識不足などのため放置自転車の発生が後を絶たず,地域問題・社会問題となっている.放置自転車は,街の美観を損なうだけでなく,歩行や車両通行の妨げ,交通事故,盗難の原因となっている.こうした放置自転車問題の解決に向けて,日々の放置自転車状況をLinked Open Data(LOD)として公開し,データ基盤を構築することが必要であると考える.このLODを活用することで,自転車放置状況の可視化,最適な駐輪場の設置場所の提示,撤去活動の支援など,放置自転車問題解決に寄与するサービスの開発が可能になる.本研究では放置自転車問題解決に向けて必要なデータを収集し,LODとして統一化して公開し,さらに可視化することで市民の問題意識を向上させて次のデータ収集につなげる循環型システムを提案する.本研究ではまず,放置自転車問題に関する統一的なLODスキーマ設計の方法論を示し,次にSNSから813件の実データと行政のWebサイトから放置自転車の台数に影響を与えるデータを収集した.設計したLODスキーマに基づいて収集したデータをLOD化した.さらに,データ収集の際に生じる欠損をベイジアンネットワークにより推定し,70.3%の精度で欠損値を推定した.推定結果をLODに追加し,最終的に219,804トリプルのLODとしてWeb上に公開した.最後に構築したLODを可視化することで地域住民の問題意識向上と持続的なデータの収集につなげた.本システムにより放置自転車問題解決の一助となる有用なデータセットの構築が確認でき,他の地域課題・社会課題にも適応できる可能性を示した.}, title = {放置自転車問題解決に向けた循環型LOD構築システムの提案}, year = {}, yomi = {エガミ, シュウサク} }