@misc{oai:uec.repo.nii.ac.jp:00010247, author = {関下, 堅也}, month = {2022-05-09}, note = {2021, 日本では論理的思考力の育成を目的にプログラミング教育と情報の教育に着手しており、高等学校では情報 I を必修化する運びであるが中山らの調査によると必ずしも情報学についての幅広い知識や技術をもつ者が情報科の教科担任となるわけではなく、教員不足や地域格差も確認されている。 情報 I の高等学校教員研修用教材によると、探索、整列アルゴリズムが取り扱い範囲にあり、アルゴリズムの動きだけではなく、実際に動かしたときに計算量が最悪となるパターンも取り扱うこととしているが、教員が習得および学生へ教授する難易度は容易くないと思われる。そのためか教科書によっては探索、整列アルゴリズムについて触れない教科書があり、高校生に学校の選定した教科書による学習到達度の差が発生する恐れがある。情報 I は2025年の大学入学共通テストに導入予定で、想定問題によるとアルゴリズムの擬似言語の問題が出題予定であり、過去のセンター試験問題を見ると2008年の情報関係基礎においてバブルソートの問題が出題されたこともあり、受験においても対策の必要がある。現在、教科書ではどのようにアルゴリズムが動くかをアニメーションで見る補助教材があるのみで、アルゴリズムの学習に対して支援が必要と考えられる中、情報に関する学習を支えるシステムを取り扱う情報処理学会のCE研究会内ではアルゴリズムに関する学習教材は他の分野よりも支援が少ないことが課題となっている。 本研究では先行研究より得られた結果からアルゴリズムの動作を詳しく説明した上で手作業によってアルゴリズムを体験した際の動作手順をログとして保存する、ログに対して共通動作をマークする、ログを抽象化することで擬似言語化するシステムを構成することで、学習者のアルゴリズム分析能力と教科書による学習到達度の差をなくす、教師の負担が増えないように本システムで学習が完結するという目的を達成できるか評価した。}, title = {探索および整列アルゴリズムの学習支援教材の提案と評価}, year = {}, yomi = {セキシタ, ケンヤ} }